Unityで電車を走らせる2回目です。今回は電車の本体部分をblenderで作ってみましょう。上の画像が一応の完成品です。完成品のクオリティはひとまず脇に置いて、今回はこの出来ですすめましょう。

まずは、前回の車輪の完成版の確認です。

前回の作成の流れはこちら。

これから続けて作成していきましょう。
まずは、本体作成に集中するため、車輪を一時的に画面から消しましょう。

上の目の部分をクリックすればOKです。

それでは改めて車両本体の作成をはじめましょう。車両の大きさはこうでしたね。

・長さ:6 (±3)
・幅 :2 (±1)
・高さ:2.5 (本体:2、車輪:0.5)

このサイズの立方体をつくっていきましょう。

最初に、「追加」⇒「メッシュ」⇒「立方体」で本体の元になる素材を作り出しましょう。

次にサイズを調整します。まずは「拡大縮小」Y軸を3.0にしましょう。


その後、「編集モード」に切り替え、「トランスフォーム 中点」のZを1.5にしましょう。こんな感じにできあがります。

念のため、車輪との高さが整っているか、車輪を再表示させて確かめて見ましょう。

問題なさそうですね。高さの確認ができたので、もう一度、車輪を非表示にした上で、本体部分の作成を続けましょう。先に本体に色を付けてみましょうか。色は白っぽく #fffff0 で作ってみました。下の画面では色の具合は確認しにくいかもしれません。

次は窓を作っていきましょう。先に縦方向を分割します。切れ目の位置は次の位置です。
長さ(Y座標) [-2.8] [-2.45] [-2.35] [-2.0] [-1.8] [-0.6] [-0.4] [-0.05] [0.05] [0.4] [0.6] [1.8]

横方向には次の高さに切れ目をいれていきましょう。
高さ(Z座標) [0.8] [1.05] [1.25]  [2.0] [2.4]

これで窓の位置ができました。それでは、窓にする部分を面選択をした上で、「押し出し」「領域」を選択します。

さらに中点 X:-0.95 にすることで窓部分を若干押し込んでみます。

ついでに窓の色も黒色にしましょう。先ほど押し込んだ窓部分を選択したまま状態で #444444 の色を付けてあげましょう。

こんな感じになりました。反対面も同様の手順で窓をつくりましょう。こちらの押し出し領域は中点 X:+0.95 です。

これで窓ができあがりました。次は帯を色付けしてみましょう。まずは帯の部分を選択します。

 

 

帯の色は #c7c790 にしました。選択画面ではわかりにくいので、オブジェクトモードで出来具合を確認してみましょう。


それっぽい雰囲気になってきました。反対側の同様の手順で作成します。その後、車輪も再表示させるとこんか感じになります。

だんだんそれらしくなってきましたね。次は前の部分にとりかかりましょう。長くなりますので、続きは次回。どうぞお楽しみに。